メーカーの選び方

太陽光発電システムの導入を検討する際、ほとんどの人が「何を比較基準にしたらよいのか」わからないという声を聞きます。最終的には「有名なメーカーで安い」ことで購入してしまう方が多いです。

例えば、車を購入する際、メーカーと金額だけで購入を決めるでしょうか?
システムの性能や、安全性、デザインなど、 金額以外にも重要な要素がたくさんとあるわけです。太陽光発電システムも車の購入と同じなのです。

太陽光発電システムの特徴

□導入コストとランニングコスト

太陽光発電システムの一番の問題点が初期費用が非常に高額になることが挙げられます。クリーンエネルギーだし環境に良いと分かっていても、コスト面の問題から、なかなかすぐに導入しようという決断には踏み切れない人も多いのです。

国や地域の補助金・助成金を利用たとしても、初期投資を回収するには、数年から十数年先となっているのが現状です。長い目で見ると、元が取れますが、初期費用に大金が必要なのが、爆発的に普及していかない、現在の課題です。

□天候によるリスク

⇒天候によるデメリット
太陽光発電はもちろん日光がなければ発電できません。一ヶ月に何日も曇りや雨の日が続いてしまうと、発電量は大幅にダウンします。また屋根に雪が積もれば、これまた発電しなくなることも予想できます。

⇒設置状況によるデメリット
一番日当たりのよい南面に太陽光パネルが設置でき、日光を遮るものがない環境がベストです。南面を100とすると、北面では40%ダウン。東西面では5~15%ダウンします。また傾斜角度にっても数%ダウンすることもあるのです。

各社のキャッチコピー

メーカーごとの詳しく見ていく前に太陽光発電メーカーごとのキャッチコピーを見てみましょう。

□シャープ
「モジュール変換効率業界№1」
□京セラ
「反射によるロスを抑えて、高出力を実現しました。」
□三洋電機
「設置面積あたりの発電量世界№1」
□三菱電機
「ふたつの高性能を組み合わせて我が家も最高発電へ」